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060908 悲喜交々 [研究室]

9月は新旧入れ替えの季節。 ここ2日は新しく研究室に入ってきたアメリカ人のテクニシャン、ジョンにPCRを教えた。 彼はPCRはほぼ初めて + 私は慣れない英語、とハンディーのあるもの同士の珍作業。 たまに私の言い回しが変なのか、彼はちょっと笑う。 それで、「今の変な英語だった?」 「そんな事ないよ(でも笑っている)」というやりとりになる。 新しいポスドクも2人入ってきた。 そんな中、今日はミッシェルの研究室最後の日だった。 ミッシェルは来週からブラジルに帰って、サンパウロの研究所に行く。 夕方にみんなでお別れケーキパーティーをした。 初めて研究室に入ったときは、早口で飛び交う英語に怖気づいて誰とも話せなかった。 そんな時に勇気を出して話しかけたのがミッシェルだった。 飲み会の帰りに一緒に夜道をしゃべりながら帰ってきたのも、とても楽しかった。 グループミーティングやフロアーミーティングでの彼女のプレゼンの態度はとても真剣で一生懸命だった。 ミッシェルとそんな話をして別れを惜しんでいたら思わず涙ぐんでしまった。 横で聞いていた新しいポスドクのルーシーが、後から、「私も初めて中国からカナダの研究室にきた時はやっぱり英語のせいですごく引っ込み思案になっていたから、今のあなたの気持ちすごく分かるよー。でも大丈夫よ!」と言ってくれた。 これにもジ~ンときた。

ミッシェルには、みんなでサイン帳に1人1人ちょっと長めのメッセージを書いて送った。 研究室一、いたずらっ子のラファエラがサイン帳のそれぞれのページに、めいめいの似顔絵を貼り付けた。 South Park Studio というドイツの漫画キャラクターのページで、肌の色や髪型、格好を選んで独自のキャラを作ることができる。 ラファエラいわく、「フミは可愛く作ってあげたわよ」。 ところで彼女の作ったラボマネージャー(顔色が悪くていつも神経質そう)の似顔絵は超傑作品だった。 日頃の恨みか? 夕方、ラファエラ、ミッシェルと大爆笑しながらこれで遊んでしまった。
  http://www.sp-studio.de/
  


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sasasa

出会いがあれば別れもありますね。
ひとつひとつの出会いが、とても素敵な繋がりになっていく。
たとえ、離れ離れになっても、ずっと繋がっていくんですね。
by sasasa (2006-09-10 09:06) 

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