070220 ギターのゆくえ [研究室]
昔からギリギリにならないと何もしない性格なのである。
引越し屋さんからダンボールが届いて、日本に送る荷物を積み込み始めてから、そうだ、ギターをどうしよう・・・と気づいた。
日本への輸送費は元の値段の$150より高くつくし、日本に帰ればマイギターが待っている。
それで、研究室のみんなに聞いてみることにした。 果たしてこんなギリギリで引き取り手は見つかるのだろうか、アコースティックならともかくクラシックギターである。
ところが全員に宛ててメールを送ってみたら、なんと午前中のうちに3人もオファーがあった。 ピアノを昔からやっているけれど、もちろんクラシックギターも弾けるわよ、というカルメン。 ギターを習ったことはないけれどこれを機会にやってみようと思う、というエリーザ。 娘にあげたい、というエバ。
なんだかヨーロッパ勢はクラシックギターはもとより、クラシック全般と距離が近い気がする。 (エマも実験中に鼻歌を歌っているけれど、ポップやロックに混じって、たまに交響曲を口ずさんでいたりする。)
それで、結局「娘に・・・」という言葉に心が動いて、エバに譲ることにした。 ただのつもりだったけれど、$50で買ってくれた。
娘さんは17歳。 「今日は娘の名付け日なのよ。 いいプレゼントになるわ。」と、うれしそうに言ってくれた。
エバはルーマニア人。 音楽が好きで、わがグループのディスクジョッキーでもある。 (うちのフロアは各グループが思い思いの音楽をかけて実験に励んでいる。) 彼女が教えてくれたアルバム、「Unforgettable」に入っている、Peter Cincotti の“Rainbow Connection ”もいいし、 アフリカ人アーティスト、Cesaria Evora もとても良くて、気に入っている。 ギターがエバに引き取られることになって良かった。
スタジアムでの試合後、演奏をしながら道を練り歩いて本学に戻ってくる Harvard のブラスバンド
この少し先のヴァイオリン専門店の親切な店員さんに教えてもらって、Porter Square 近くのギターショップまで歩いて行ったのは去年の4月のことだった。
いよいよボストンともお別れの季節なんですね。。。
あっと言う間の一年だったのでは???
ギターの行く先が決まって良かったですね♪
きっとエバさんは娘さんに渡したとしても そのギターを
見る度にFumikaさんの事を思い出すんでしょうね~^^
by ひろ (2007-02-23 11:23)
おお、もう帰国かぁ。
やっぱり1年って早いね。
ギターも持ち主が決まってよかったね。実は僕もどうやってギターを持って帰ろうか、今から不安です(来る時よりも家族が1人増えたので)。
by yama (2007-02-23 16:11)
ひろさん、ありがとう^^。 エバがずっと覚えていてくれるといいなぁ、と私も思ってます。
yamaちゃん、そうギター、輸送にするのも不安だし、かといって手荷物にするのも長い旅路だから不安だよね。 yamaちゃんのところは確かに^^家族とギターと入れると大移動になるね。
by Fumika (2007-02-24 03:18)