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061203 Brooklyn橋を歩く 3rd day in NY [旅行]

前々からBrooklyn橋を歩いて渡ってみたかった。 昔、飛行機の中で何気なく観たコメディ映画で、メグ・ライアンが最後にこの橋から飛び降りるシーンがある。 なんでも1870年代からやってきて、そこに戻ってしまった恋人に会いに行くには、その時代にできたこの橋から飛び降りるのが唯一の方法(この橋にタイムスリップの入り口がある)、という設定で。 最後に、メグ・ライアンは歩道から自動車道の上に渡されている鉄筋をヨタヨタと渡って、East Riverにドボンと飛び降りるけれど、そこだけ、「ちょっと冗談じゃないよ」とコメディ気分が吹き飛んでしまったので、その後、Brooklyn橋が忘れられなくなってしまった。
  橋の中央、2ヶ所で橋を支えているのが、御影石でできたゴシック建築の塔
  
  右に小さく見えるのが自由の女神。 その左には、春に行ったEllis島。
  
歩道は木道なので、歩くと少し弾力がある感覚が面白い。 トコトコという感じ。 ジョギングしている人もいる。 そうしてBrooklynまで行って、戻ってくる時は、ちょうど背中が太陽に照らされてぽかぽか暖かかった。 まるでお正月休みの朝のようだった。 


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061202 MoMA とShopping! 2nd day in NY [旅行]

2日目は朝から町へ繰り出した。 通りの売店でコーヒーとドーナツを買って食べながら、すっきり晴れてキリリと冷たい町を歩く。

Thanks Giving DayからChristmasまでのこの時期を、みんなHoliday Seasonと呼んでいて、町はセール&セール。 デパートはどこもショーウィンドーをクリスマス用にデコレート。
  
  5th Ave.のお店を覗きながら北上して、Museum of Modern Artへ。
  
ピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、クリムト、モネ、クレー、ホッパー・・・美術の教科書オンパレード。 高校の頃、上野の森美術館のMoMA展で観た絵があったり、ピカソやモンドリアンはスペインの美術館にあったのと同じ構図の絵があって、ちょっと懐かしい親しみやすい絵画たち。
ゴッホの、青い渦巻き?の空が印象的な「The Starry night」のポスターを買った。 あれは夜というより夜明け前の風景だったんですね。 

  午後はSOHOへ南下してショッピング。
  
ぐるぐると歩き回ったのに、何も買わないまま、すっかりくたびれてしまった。 それで、とりあえず一息つくために、SOHOから外れて、小さなイタリアンカフェに入った。
   
ここのコーヒーが本当に美味しかった。 こんがり香ばしくて。 魔法のコーヒーじゃないけれど、この瞬間に疲れた午後の流れがくっきり変わった気がしたぐらい。 そして、このあとに素敵な買い物ができました♪

小さな面白体験
夜にTheater Districtで入った中国料理店は、食後に小さなお菓子が運ばれてくる。 三角系のサイコロ型の小さなお煎餅の中に細い紙が入っていて、占いが書いてある。 その名も、Fortune cookie。
私のは、“Now is the time to try something new.”でした。 
  


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061201 Jazz Standard再び! 1st day in NY [旅行]

朝起きてみると、水が使えるようになっていた! 断水する時は、「○時から断水」とお知らせがあっても、終わったら、「さあ今から使えますよ」という連絡が一切ないのがアメリカらしい。 工事が終わっていたり、封鎖されていたランドリールームが復活しているのを見て使えるんだろうなぁ、と判断。 熱いシャワーを浴びながら、平和な朝の到来にしみじみと感謝した。 水の大切さを噛み締めた12時間だった。

お昼にBostonを出発していざNYへ! 今回もChina Town発着の$15.00バスを使った。 Manhattan に着いてみると、12月なのに台風前のような生温い風が吹いていた。 そんな夕方の町へ早速Jazzを聴きに繰り出した。
Jazz Standardは春に行って、すごく良かったので、(CambridgeのRegattabarとはまた印象が全然違う)今回もNY旅行を決めたときから予約して楽しみにしていた。
  
  懐かしの看板。 日が暮れるのが早くなったので、7時前にはもうくっきりと月が出ている。
  

今夜の演奏は、「Tango Meets Jazz Fest」。 Latin Grammy Award でベスト・タンゴアルバムをとったPablo Ziegler率いるQuartetとDavid Sanchez(サクスフォーン)のコラボレーション。 Quartetだけの前半はTangoを堪能。 後半、David Sanchezが加わると、本当に絶妙なTangoとJazzの融合。 バンドネオンとサクスフォーンってちょっと想像がつかなかったけれど、すごい! 集中力と迫力のある演奏で、やっぱり今回も、本当にとっても良かった。 
このお店のもう1つの良いところは、お料理が美味しいこと! アメリカに来て初めてSoft Shell Crabを食べたのもここだったし、今回食べたビーフリブも、びっくりするぐらい美味しかった。
演奏者は、一晩に7:30 pmと10:00pmの2回演奏するので、7:30の部を聴くと、帰る時に出口付近のBarで食事をする演奏者達と鉢合わせする形になる。 (前回も、さっきまで迫力ある演奏をしていたJazz man達が、気づくと真横でむしゃむしゃ食事をしていてびっくりした。) 今回はちょうどCDを買ったところだったので、ピアノのPablo Zieglerと、バンドネオンのHéctor del Curtoにサインしてもらった♪ 
演奏だけのチケット料は$30.00。 (シンフォニーホールで聴くボストンフィルの1番安い席と同じ料金。) 純粋に演奏を聴きたくて、何も頼まず、1番前の席でひたすら聴いている人もいる。
本当に期待を裏切らないJazz clubです。


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061014-15 念願のレンタサイクル♪編 [旅行]

Concord
翌日は5月にも訪れたConcordへ。 North Bridgeを見た後、街中に戻り、レンタサイクルもやっているという自転車屋さんへ。 そう、こっちに来てから、出来そうで出来なかったサイクリングをやっと実現。 (そんな大したことではないけれど、Tonglewoodに行った時も、Mount Desert Islandに行った時も雨のせいで断念した。)
  
  彼には何故かマウンテンバイクが貸し出された・・・。 
ところで、実はママチャリ以外の自転車に乗るのは初めてだった。 そもそも自転車自体、学生生活と共におさらばしているので、本当に久しぶり。 
登り坂は太ももが唸っていたし、下り坂はかなり及び腰。 しかもアメリカでは自転車は車道を走るので、片側2斜線の交差点を渡るときは怖かった。 
  目的のWalden Pondに到着
  
  水がとても綺麗(透明!)で、底に落ちている落ち葉も綺麗に見えた。
さて、この日は朝寝坊したために、自転車を借りたのが午後2時。 そして5時までに返さないといけなかったので、慌しくConcordに戻った。 残りの時間でオルコットが「若草物語」を執筆したというOrchard Houseへ行ったけれども、ここも、もう夕方で内部の見学は残り10分で締め切るとのこと。 なので中は見ずに自転車屋さんに引き返した。

  それでも久々に自転車で、秋のひんやりした風をきって走り回ったのは楽しかった!
  
  夕方のConcordは紅葉を見に来た観光客で5月よりも賑わっていた。   
  
  1日中外で遊んだあとの、日の短くなった夕方の雰囲気が何だか懐かしかった。


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061014-15 秋の独立戦争本部編 [旅行]

Lexington
アメリカで紅葉を見るならNew England地方ヘ! と言われているらしい。 
週末、地の利を生かして、少し内陸の田舎町Lexingtonへと小ドライブに繰り出した。 Bostonから車で1時間もしないうちにいけるこの町は独立戦争に縁が深く、そういった記念碑や建物が保存されている。
  独立戦争時に本部となったのは居酒屋、Buckman Tavan
  
77人の兵士が独立戦争勃発前夜にここに集結。 今では気の良さそうのおばさんが、当時の服装をして、その頃の出来事を語りながら内部を案内してくれる。 ジョン・ハンコック、サミュエル・アダムス、ポール・リビアといった独立戦争の勇士達の名前を語る時、おばさんの表情は少し誇らしげになる。 戦争勃発後は台所が病院として使われたり、とにかく大活躍の居酒屋だった模様。 
独立戦争は、国同士の利権を巡る戦争というだけではなく、当時、母国であり歴史上一時代を築きあげたイギリス国王に対して反旗を翻すということで、アメリカ国民にとっては非常に大きな精神的変遷を意味していたとのこと。
そんな町も今では和やか。 写真の居酒屋前では当時の服装をした子供達が鼓笛隊をしていた(国旗は当時のもの)。
  それに、この町に来て、「そういえば10月はハロウィンだった!」と気づかされた。
  
  町中、お店も家の軒先にもカボチャが置いてありました。


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060922-24 ビーバーを待つ [旅行]

Mount Desert Island ~Acadia National Park~
金曜日、午前中までで研究室を抜け出して、いざMount Desert Islandへ! Maine州でもカナダがもうすぐそこにある。 Inter State Highway、Rt.95をひたすら北上すること7時間、日がすっかり暮れてようやくホテルのあるNortheast Harberにたどり着いた。 なんと町のレストランは8時半ぐらいで閉まるとのこと。 一息つく暇もなく、ご飯を食べに町へ繰り出した。 
その帰り、真っ暗な道(アメリカの道は街灯が全く無いところが多い)を車で走っていたら、アライグマを轢きそうになった・・・。
この島にはAcadia National Parkという大きな自然保護区がある。 一般道でアライグマに遭遇するぐらいだから期待は高まる。 翌朝、ホテルに置いてある無料のAcadiaガイド誌にビーバーツアーがあるのを彼が発見した。 
ビーバーの巣・・・出入りは巣の下部の水の中からできるけれど、基本的に内部には乾いた空間があるという高度な構造物! (小学1年生の時に読んだ学習雑誌で特集されていた。) 「ついに本物を見られるのかも!」という期待を胸にNational Parkへ。 Visitor Centerで問い合わせたところ、ツアーはもう締め切られていたけれど、代わりにビーバーの生息しているポイントを教えてもらえた。 こうなればもちろん自力探索するのみ。 早速地図を頼りに最寄のポイントからチェック。

  本当にビーバーの巣があった!
  
ビーバーダム。 ビーバーは川に巣を作るけれど、川をせき止めてダムにして、敵にアクセスされないようにする。 (その結果、川はその部分が膨らんで池のようになる。)
  
巣にしてもダムにしても、これだけの大工事ができるのは、落ちている木々を集めるのではなく、自分の歯で木を切り倒して木材としているから。 巣に使われている木々を良く見ると、確かにビーバーの歯型が付いている。
  

こうなると、もちろんビーバーにも会いたい。 Visitor Centerの人の説明によると、夕方か早朝に活動するとのこと。
そこで、昼間に当たりをつけた巣に夕方もう1度行ってみた。
小雨に近い霧の中、ビーバーの巣の前で、ひたすら待ち続けること1時間50分・・・。 
    

日没まで待ち続けたけれど、結局ビーバーは現れなかった・・・。
翌日も朝7時に行ってみた。(本当は6時に行きたかったけれど、起きられなかった~) 結果はやっぱりだめだった。

ところで、Acadiaガイド誌に載っていたビーバーツアーの案内をよく読んでみると、
  
  
「ビーバーの巣を探そう」と書いてあるけれど「ビーバーが見られる」とは一言も書かれていなかった。
結論: 生きているビーバーに遭遇するのは難しいのかもしれない。

おかげで、朝・昼・晩、Acadiaのどの情景を思い返してみても、そこには必ずビーバーの巣が含まれている。 深い霧の中、暮れていく森の中に座り続けた、あの空気感が忘れられない。


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060826-27 クラシックの森♪ [旅行]

Tanglewood♪
日本にいた頃、Bostonと聞いて真っ先にイメージしたのが、ボストンシンフォニーの野外コンサート、Tanglewod music festival。 森に囲まれた緑の芝生とオーケストラ。 その頃は、会場はBoston近郊、30分ぐらいの所かなぁと思っていたけれど、暮らし始めると、それはちょっとすぐには分からない遠い場所だという事実に直面。 夏の間にちゃんと調べて行ってみようかとも思ったけれど、野外コンサートといえば独立記念日にHatch shellに行ったし、まあいっかなぁ、とちょっと消極的になっていた今日この頃。 ところが先週、週末にどこに行こうかと、ドライブガイドを見ていて白羽の矢を立てたLenox。 調べてみると、ここがTanglewoodの町だと判明!
きっかけがあると早いものでチケットもホテルもギリギリだったけれど、どちらもなんとかとれた。 
金曜日にお昼を食べながらファリッドにこの話をしたら、「Tanglewoodは寒いぞー。 コートを持っていったほうがいよ。」と言われた。 
だけど土曜日の午前中に家中に掃除機をかけていたら汗ばむほどの陽気。 「まさか8月にコートはないよなぁ」と思って長袖だけ持って行くことにした。 甘かった…。 Lenoxに着いて車を降りてみると本当に寒い! Bostonから車で高速をたっぷり2時間以上走っただけあって、そこは、ほとんどNY州と接するバークシャー地方の山の中。 まるで上高地みたい。

コンサートは夜の8時半からだったので、地元のNew England料理レストラン、Church Street Cafeで腹ごしらえをした。
  
  夕方のLenoxはコンサートに行く人々で賑わっていた。
  
会場のKoussevitzky Music Shed。 あまりの寒さに売店で急遽パーカーを購入した。 
ベートーヴェン Piano Concerto No. 2, ブルクナー Symphony No. 7 (指揮 Herbert Blomstedt、ピアノEmanuel Ax)。
  
$27,00という2番目に安い席だったけれど、始まってみるとフレキシブルで、係員が空いている前の方の席に移ることを勧めてくれた。 おかげでちゃんとオーケストラの観える席になった。 夜の森の気配と虫の声。 (寒いことを除けば!)幻想的な雰囲気を楽しめた。

翌日は冷たい小雨。 (Oh, boy・・・) サイクリングの夢を諦めて地元のノーマン・ロックウェル美術館に行った。 Tanglewoodのせいもあるけれど、とても込み合っていた。 ノーマンはSaturday Evening Post誌の表紙画を担当している間に、アメリカで最も人気のある画家に選ばれている。 そして今でもその絵はとても親しまれているのことが人々の雰囲気から伝わってきた。 彼の絵は色んな意味でアメリカらしさが感じられる。


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060729-30 大富豪島! [旅行]

Newport!
週末、ついに5つ目の州にとなるRhode Island州、Newportに行ってきた。 ヨットレース、America's Cupで有名なこの町は、大富豪達の超!高級住宅の数々でも有名。 これらはまとめてNewport Mansionsと言われる。 マンションはマンションでも日本でのマンション感が180度変わっていまうぐらいすごい!大邸宅だった。 一度でいいからこういう暮らしをしてみたい。

  Newportは半島。 丘からの眺め。
  
沿岸運送業・鉄道業で大富豪となったコーネリアス・ヴィンダービルドの孫、ヴィンダービルド2世夫妻の邸宅Breakers
  
  その孫ウィリアムが夫人のために建てたMarble House
  
上の2つは今ではもう個人の家として使われていないけれど、もちろん現役の邸宅も多く、高級車もよく見かける。 
  
  そんな住宅地の庭に野うさぎ(Eastern Cottontail)がいた♪
  

ところでNewport散策をして、夜にMiddletownの宿泊しているホテルに戻ってみると、ホテルの前に警察と消防の車が止まっていて、人だかりができていた。 何事かと思ってホテルに入ってみると、ロビーでは取り乱して泣いている若い女性と、事情を聞いている警察官2人。 そして救急で運ばれた人のものと思われる脱げた靴が一足・・・。 聞こえてきた警察の質問が、「彼女はビールは飲んでいたの?」とかそういう内容なので、事件ではなく事故?のよう。 泣いている人の尋常でない取り乱し方が、運ばれていった人の事態が深刻であることを物語っていた。 結局詳細は分からずじまいだったけれど。


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060707-09 港町の夕べ♪ [旅行]

七夕の金曜日、午後から2泊3日のMaine州旅行に出かけた。 宿泊したPortlandは、漁業・観光・芸術、そして、石油輸送タンカーの拠点として賑わう小さいけれど存在感の大きい町だった。
  夕方のPortland
  

翌日は少し北のPenaquid半島へ。 半島の先にはPenaquid Lighthouseがあって、その先は地層のはっきりと分かる広大な岩場が海まで続いている。 人々は釣りをしたり、日光浴をしたり、砂浜とはまた違う地形を楽しんでいた。
  Penaquid Lighthouse 
  
  夏の風景 
  
帰りに造船の町、Bathに寄ったら、ロブスターをその場で茹でてもらって食べられる屋外レストランがあった。 水槽の置いてある小屋にいたおじさんに、「その水槽にロブスターがいるの?」と聞いたら、1番大きいロブスターをわざわざ水槽から取り出して、うれしそうに見せてくれた。 写真の秤はなんと、4.91ポンドをさしている。 おじさんいわく、「尻尾がきちんと秤に乗っていないから実際は5ポンド( 2.3キロ )以上!だよ」
  

Portlandに戻ってからアザラシを見る夕方のクルージングツアーへ。 クルージングといっても船は30人も乗れば満員の小さな船。 チケットを買うときに「本当にアザラシは見られるの?」という質問にも、「だいたい何匹ぐらいが生息しているの?」という質問にも、クルーは曖昧な笑顔で「I don't know. It depends on・・・・」。 一方、海からみるPortland沖の風景については生き生きと説明。 つまり、アザラシはあまり期待できない? 

海から見たPortland Head Light。 画家Edward hopperも愛した風景。 この辺りの海岸線は鋭く複雑に入り組んでいて、大小の半島を作っている。 そのため灯台がとても多い。
  
沖に漕ぎ出すと、あっという間に気温がぐっと下がり、毛布にくるまらないと我慢できないぐらい寒かった。 約40%ぐらいの期待だったのにもかかわらず、目的のアザラシ、Harbor Sealくんに会うことができた!
この日の夕ゴハンはもちろん、ロブスター。 挟みの中の身が1番美味しい!

翌日はアウトレットの町、Free Portへ。 お店の多くが普通の家のような路面店なので、アウトレットといっても普通の住宅地みたい。 ランチをとったオープンカフェはその名も「Azzurri」。 午前中から庭でジャズが演奏されていた。 (W杯が決まったこの日の夕方、このイタリアンカフェはどうなっていたのかしら。)
そしてBostonへの帰途、最後に寄ったのはPortlandとBostonの中間にある港町、Portsmouth。 夕方のカフェの前では中年のおじさん2人がギターでボサノバを奏でていて、これがなかなか上手。 海の見える小さな公園では簡易舞台を作り、ジャズのミニコンサートが開かれていた。 町の人々は束の間の夏を音楽とともに、めいいっぱい楽しんでいた。


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060624-25 White Mountainへ [旅行]

ここ2ヶ月のBostonは1872年に始まる観測史上最高の雨量を記録している。 そんな雨続きのBostonを脱出して今週末はNew Hampshire州、Lincolnへ。 Licolnは、登山やキャンプなどアウトドアで有名なWhite Mountainの入口の町。
ホテルにはディナーを出すレストランがない代わりに、町のレストランを紹介したファイルを見せてくれる。 場所は「ホテルを出てMain st.を左に2分」などと簡単な説明だけだけど、小さな町で確かにメインになる通りは1本。 迷い様が無く辿り着ける。 夕方だけどまだまだ日差しが強いストリートをのんびり歩いてレストランへ。
夜はホテルでオレオとプリングルスを食べながら映画2本(「フォレスト・ガンプ」とジョン・グリシャムの小説のうちの1つをやっていた)を観て久々にのんびり過ごした。 この時はまだ翌日の過酷な運命を知らずに・・・。
次の日も気持ちの良い快晴!近くのトレッキングポイント、Lost Riverへ。 

町を出た途端、Rt.93に間違えて乗ってしまい、あわててex.31で降りたら水辺の綺麗な景色が広がっていた。
  

Lost Riverは氷河期の岩盤が緑の間から顔を覗かせている渓谷で川音が涼しい。 Trailは2本あって、いずれもそんなに時間がかかりそうでは無さそうだったので、深く考えずに分かりやすい方を進むことに。 しかし、あっという間に四つん這いにならないと登れないような岩盤の続く山道になった。 Bostonが寒かったので、よりによってこの旅行で持ってきていた服はセーター、岩また岩の連続に、あっという間に汗だくに。 さらに突き出た岩盤に頭をゴッチーン!と強打。 彼が振り返った時には、私は耳から流血していた・・・。 
  Lost RiverのTrail
  
そして・・・・・そのようにして辿り着いた頂上は、、、
スタート地点の駐車場を良く見下ろせる(という意味で眺めが良い)岩盤の突き出た一畳ぐらいのスペースだった・・・。
あとからガイドブックを見たところ「頂上は珍しい野生の花々のガーデン」と説明されていた。何かが根本的に間違っている気がした・・・。
(耳の血は内側からではなく普通の外傷でした。)


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