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061230-02 カリブ海に潜る  [旅行]

今回この海で、30日の午後に2本、31日の早朝に2本、そして2日の午後に3本とスキューバダイビングをした。
Bostonにはマスクと懐中電灯しか持ってこなかった(何故このコンビ?!)ので、とりあえずそれだけを持ってきた。
船でseven mile beach沖に出ると、珊瑚礁の岩盤とその間を埋める白い砂が急カーブを描いて見えないぐらいの深さへと落ちている。 岩盤のドロップオフはよくあるけれど、白い砂がそんな風に深く落ちているのは初めて。 まるでスキー場みたい。 そんな「Chutes」と呼ばれるポイントがいくつかある不思議な地形。 魚の数も多い。 南洋系の魚達の他に、大きなものでは、海ガメ、ロブスター、バラクーダ、ボラ、スティングレイ…。 

島の北側、水深4、5mのところに、スティングレイ・シティという、スティングレイを餌付けしているポイントがある。
  スティングレイ、しっぽの短い♀。
  
  しっぽの長い♂。
  
水中カメラを持っていないので、空港で買った「水の中で写ルンです」で撮影。 餌としてイカを体の下側についている口に放り込んであげる。 ちょっと間違えるとガブリと噛まれるのでドキドキ。 食欲旺盛で上から下からエイに囲まれる~。

スティングレイは、その名の通り、尾の付け根に針がある。 オーストラリア人のタレント、その名もクロコダイルハンター、Steve Irwinがスティングレイに刺されて亡くなったばかりなので、初めはこのポイントに行くのが怖かったけれど、そもそもスティングレイから積極的に攻撃してくることはないのだそう。 Steve Irwinはよっぽど無理なことをしようとしたのか・・・。 

こんな風に餌付けされたエイもかわいかったけれど、やっぱり生物は自然のまま遭遇する方がダイナミックで感動がある気がした。

最終日は、やってくる嵐に備えて島の北側を回って、L字型の島の内側に船を着けた。 
  
Caymanは、西側のseven mile beach沿いが栄えているけれど、そこ以外はほぼ未開のマングローブ林となっている。


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061230 Grand Cayman 生活編 [旅行]

  朝、ビーチに出てみると、白くて柔らかい砂の先には一面エメラルド色の海。
  
  Grand Caymanの西側はこのseven mile beachがひたすら長-く続いている。 
  
塩が濃いので、仰向けになっても体がプカプカ浮く。 足の遥か下の白い砂を見ながら昼寝気分。

イギリス領なので、公用語は英語、テレビをつけるとBBCが見られる。 CNNに比べて地味で、現場の雰囲気がよく出ている気がする。 
通貨はCayman Island (CI) $でUS $の1.25倍! $55.00ぐらいの食事をしたら、US $70.00を越える。 これは痛い…! そして物価自体も高い。 
  スーパーマーケットはアメリカと似たり寄ったり。 水槽でロブスターが売られていた。
  
  Main州で見かけるロブスターに比べて、挟みが細く小さいので種類が違うみたい。 

Caymanは自国の産業がほとんどないので、外貨獲得の為に意図的に税金を優遇(ほぼ無税に)して、企業や大富豪の資産を誘致している…つまりは大富豪たちの格好の所得隠し場所にもなっている。 だから 『ケイマン島の銀行口座』 だったんですね。
「ケイマン島の銀行に比べたら、スイスの銀行はまだまだ口が軽い」というぐらい、ケイマン島の銀行はなにやらいっぱい蓄えているらしい…。 
ビーチに面した高級ホテルの海側の部屋は、客室ではなく、個人がmillion $単位で購入した所有物となっている。 実際、ここを税金対策で買う大富豪も結構いるとのこと。 

  ところで島の中はといえば、ホテルも道路もゴルフ場も建設ラッシュ。 
  
2004年のハリケーン、Ivanによって、何もかも倒壊してしまい、今は復興の真っ只中なのだそう。 その時、島の80%が水没したそうだけど、確かに・・・。 飛行機から見た時に、「何だ???」と、違和感を覚えたぐらい、超フラットな島なのです。 (水位が数mでも上がったら全滅しそう・・・)

  それでも電信柱はやっぱり木でできていました。 昔倒れたのを再利用?
  


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061229 Grand Caymanへ! [旅行]

昔から映画や小説に、『カリブ海・・・ケイマン島の銀行口座』 というのがしばしば登場して記憶に刻まれていたけれど、その何やらすごく遠くて、高級で秘密めいたイメージ、そんな念願のケイマン島でこの冬の休暇を過ごすことにした。
メキシコの南端、キューバとジャマイカに挟まれたカリブ海に浮かぶイギリス領、Grand Cayman。 日本からは遥かに遠いイメージのあるこの島も、Bostonからは時差は無し。 ダイレクトフライトは無いけれど、途中North CarolinaかMiamiに寄っても、それぞれ2時間半と3時間弱のフライトと随分近い。
到着すると、飛行機から直接空港ビルに繋がっている廊下は無くて、タラップを降りると、そこが地面だった。
  
ホテルに着いたらBar&Grillでウエルカムドリンクのラムパンチ。 そうこの近辺ではラム酒が主流。
  
このGrill自慢のハンバーガー、2003年のTaste of Caymanの1st Prize Winnerに輝いている。
  
いきなりナイフがぐっさり刺さっているのにはびっくりしたけれど、それもパイレーツ風。 ミディアムレアの焼き加減が美味しい。 フレンチフライも太くて、しっかりとした味があって食べ応えがある。 (実はフレンチフライ、大好き。)
明日からの日々に期待が高まる。


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061226 爆音掃除機 [生活]

耳栓が、絶対に、絶対に、いる!というシチュエーションになったことがありますか?
色々思い返してみても、まあ、あったらいいけれど、無くても別に・・・。 耳栓ってそんなものでした。 今までは・・・。
でも、春にここに来たときに、初めて必要に迫られて買いに行ったんです。 わざわざ辞書で “earplugs” とか調べて。 
  それは・・・この掃除機のため。
  
このアメリカ製の掃除機、すさまじい爆音を立てる。 1部屋掃除しただけで、耳がキーンとなって、第1回目の掃除はベッドルームだけで断念。 すぐに耳栓を買いに行きました。 辞書で調べたわりに薬局に行く前に、コンビニの店頭で見つけたので、この国はこんな爆音発生機があちこちに転がっているのだろうか。 
ところでこの掃除機、その爆音に恥じず、すごい吸い取り。 床に張り付くのを引き剥がすような感じで掃除しています。 機械自体も重い。 掃除機をかけるだけでちょっとした筋トレに。 (二の腕がかなり締まります。) あまりのバキューム力に、たまに布やコードを誤って吸ってしまうと大変。 轟音がさらに1ランクアップし、あわてて電源を切るけれど、何やらゴムが焼けるような焦げ臭い匂いが漂ってきます。 デンジャラス・・・。 
「どうして、だいたいこんな掃除機を買ったの?」と、彼に文句を言ってみたら、
「それが売り場の中で最も小さかったから・・・」だって。 
それでもこいつが1番キュートだったのね。
真ん中の透明の容器にゴミが溜まるようになっている。 これは成果が分かるので、やりがいになるけれど、1回掃除しただけで、実際かなり溜まる。 
「やっぱり、アパートが古いから埃が常に落ちてきているのかなぁ。 1回掃除をしただけで、ほらこんなに!」と、彼に見せたら、
「うーむ、それは埃と言うより、むしろ掃除機が絨毯をむしっているんじゃないか。」 
確かに・・・。 
このアパートを出る頃にはかなりフラットな絨毯になっていることでしょう。

今ではすっかり慣れて、掃除をする時は、当たり前のようにまず耳栓です。 そんな掃除機くんも年末大掃除で相変わらずの爆音と共に活躍してくれました。 (今では必ず耳栓をしているので、もうどの程度の爆音かよくわからないけれど。)


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061225 絶対的!休日 [生活]

クリスマスの今日、やってはいけないことをやってしまった・・・。
それは・・・
出勤してしまったのです。
休日であることは知っていたけれど、仕事柄休日出勤は日常的で、いつだって研究室には誰かがいて働いている。 そんなわけで軽い気持ちで15階に着いてエレベーターを降りてみると、、、

  シーン・・・・・・・・・
  
  人っ子一人いない。。。
 
そもそも5つの研究室が壁ぶち抜きで使っている実験室。 この異常事態。

そうして金曜日の出来事をよくよく思い返してみた。
この日の時点で既に半分の人はお休みだった。 ジョーはロードアイランドに。 エマもイタリアに里帰り。
午前中のうちに、クリスティンは、実験室中を回って、「Happy Holiday!Happy Holiday!」と連呼して帰って行った。 ラファエラもカルメンも午前で消えた。
実験でトラブル続きだったステイシー、「どうせやり直さないといけないけれど、そ・れ・も、来年♪」。
エリーザは、帰り際、「Happy Holiday!」と言って、抱き合って両頬を1回ずつくっつけ合う、イタリア式のお別れをしてくれた。
みんな、休暇の話題で、「Happy Holiday!」と挨拶を交わしながらハイテンション。

この喧騒、“Happy Holiday!” を私はなめていた・・・。

でも、とにかく実験することがあって来てしまったので、しょうがなくこんな誰もいないフロアーで1人細胞の数を数え、96well plateに播いたり、ちょっとかなり暗いよ・・・。
そして、こんな日にもう1人研究所に来てしまった日本人、彼を誘ってお昼ご飯を食べにいこうと思ったら、研究所のカフェテリアはもちろん、ついに、隣にあるフードコートも入り口のシャッターがしまって封鎖されていた。 (こんなの初めて!) 最後の手、Bostonで最も多いファーストフード、Dunkin' Donutsに行った。 が・・・ここも閉まっていた・・・。
全てのお店が閉まって、人気のない通りで風に吹かれる2人・・・。
この国では、クリスマスは1月1日ぐらいの威力を発揮している。

それでもめげてはいけない。 私だって^^。 早めに家に帰って、部屋を整え、クリスマスディナーの準備!
  今回初めて挑戦した鶏肉とパプリカのキッシュ♪
  
  いつもの定番、レアチーズケーキ。 
  
ところでこの日のために買っておいた赤ワインを開けようと思ったら、コルクが抜ける前に、栓抜きが折れてしまった。 色々作ったディナーを目の前に、結局いつも通りビールで乾杯。 どこまでもずっこけた2人なのでした。 

カレンダーによると、25日(月)はChristmas day、26日(火)はKwanzaaで両方祝日、4連休でした。 
あとから証言も含めると、クリスマスに研究所に出勤してしまったのは、日本人、インド人、韓国人、ロシア人。 


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061224 クリスマス・イヴの住宅地♪ [生活]

クリスマスが近づくと、色々なお家が電飾で家をデコレートし始めた。 うちのアパートでもロータリーの噴水が、プレゼントをいっぱい積んだ赤い靴のイルミネーションに早代わり。 
そんなイルミネーションで有名な住宅地がある。 Boston近郊のSaugus。 隣の研究室の人から「すごいよー。一見の価値あり」と教えてもらったので行ってみた。 
  
  細かい地図がなくてもすぐにわかった。 住宅というよりは、遊園地みたい。
  
  家の人のためというよりは、見物に来る人を意識して、はりきって!やっているという感じ。 
  実際24日の今日、見物の人達がいっぱい来ていた。
  
ご丁寧に、スピーカーがつけられてBGMまで流してくれている。 庭には、
“Happy Holiday♪ ディスプレイを楽しんでね。 でもどうか芝生の中には入らないで”
と、看板までちゃんと立てられていた。 サービス精神旺盛というか目立ちたがり屋というか・・・とにかく楽しんじゃおう!という、アメリカ人らしい感覚。
  
  色々な家があるけれど、これぐらいの方が、上品でなかなか良い気がした。
  
それでも、ここの住宅地の人達が、みんな家をデコレートしているわけではなく、全くやっていない家もある。 そんな家の窓からも温かい光が漏れてきて、家の中では楽しんでいる雰囲気が伝わってきた。 気負いも無く、本当にそれぞれ自分たちのやりたいようにこの季節を楽しんでいる様子。
ちょっと、なかなか笑えるSaugusの住宅地だったけれど、クリスマス・イヴの今日、一番素敵だったのはこの夜景。
  
Charles Riverから見たBoston。 Prudential Centerの丸くてツンツンとしたビルの夜景は、「アリーmy Love」を観ていた学生時代の憧れをふと思い出させる。


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061222 12月のリス [生活]

  これはまだよい。。。
  
 
  しかし、ここまで太ってしまった君・・・! 
  
  立ち上がると、下に落ちて少しスマート♪
  

先週Public Gardenに行った時に彼が撮った写真です。 最近木の葉が落ちて、通勤途中も毎日必ず何匹か見かけるリスくん達。 Bostonにはクヌギ林が多くてどんぐりも豊富。 よく食べているとは思っていたけれど、ここまでいってしまったのですね。
ところで図鑑にも、このリスくん(Eastern Gray Squirrel)、わざわざ、“ready for winter”と解説されて、この超太っちょ状態の写真が載せられていました。 もはやそれを載せておかないと識別不能?! これからやってくる寒い冬のために、せっせと天然コートを製造中です。


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061215 12月の町 [生活]

Bostonに長く住んでいらっしゃる方が、「冬が1番綺麗かなぁ」っておっしゃっていたけれど、最近、なるほど…と分かるような気がしてきた。 木々の葉が落ちて、スカンと晴れた青空や低い日差しに赤レンガの古い建物が良く映える。
  そんなCommonwealth Ave.
  
  クリスマスの足音が聞こえてくるアパートメント達
  
  
  夏はオープンカフェで賑わっていたNewbury St.も今は冬のイルミネーション。
  

師走のざわざわとした雰囲気に、町を歩いているだけで何だかわくわくするのはどの国のどの町にいても同じですね♪


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061219 12月の通勤路 [生活]

12月。 もっとすごく寒くなるのかなぁ、と思っていたら、穏やかな朝が続いています。
  
  
  カナダガン達も通勤。
  
夏の間は、めったに道に出てこなかったけれど、最近は車道にも出てきたりしている。 3月も道端で遭遇したので、冬の習慣?
  
  リスはまだまだ眠そう。
  

荒井由実の「12月の雨」のサウンドみたいなちょっとあっけらかんとした日々。 (この歌好き!)
そんなことを考えていたら、本当に “もうすぐ来るクリスマス♪”。 研究室の1人1人に、今日、みんなより一足早く休暇に入ったスティーブンからクリスマスカードが届けられていた。


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061216 モルト ヴォーノ! [生活]

モルト ヴォーノ!は、このお料理を食べたときにラファエラが教えてくれた言葉、「とってもおいしい!!!」
  
ここはポルトガル料理屋さん、Casa Portugal。
どれぐらい美味しかったかというと、火曜日の研究室飲み会でこれを食べた後、1週間も経たない土曜日にもう1回行ってしまったぐらい。
貝類、エビ、魚、タコ…海の香りが鉄鍋の中でハーモニーを醸し出し、それらの滋養が溶け出したスープはマイルドなのに何ともいえないコクが……
涙ものの鍋料理です。 
サイドのフレンチフライも、ポルトガル風でポテトチップみたいに丸いけれど厚みがあって家庭的。 (昔、母がポテトチップを手作りしようとしたらこんな感じになった。)  
  
  感動のポルトガル料理屋さんは、1200 Cambridge Street, Cambridge, MA 02139
  


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