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070130 そんな2人に騙されて・・・ [研究室]

今日は私の誕生日、だったけれど・・・、研究室に行ったら、そんなことは忘れてしまうぐらい忙しくて、実際忘れてしまった。 歳が重なると、誕生日もこんなものでしょう。
そんな夕方、隣でやっぱりせわしなく実験していたエマが(現在うちの研究室は、2月中の論文投稿と、グラントの書類提出のため、みんな追い込み状態)、
「おっーと、忘れてた! 今日は妹の誕生日だった!!!」と、突然言い出した。
「そうだったんだ、ちゃんと電話してあげないと^^。 今気づいて良かったね!」と、ラファエラ。
それで、「え、本当? 実は私も今日誕生日なんだ」と、私。
その瞬間、エマとラファエラの間に緊張が走る。 (やばい、すっかり忘れてたよ)、(お祝いの企画してない・・・)という感じの目配せ。
「そ、それはおめでとう!!!いや、ほんとおめでとう!」 
うちの研究室はよく誕生日のお祝いをみんなでする。 たまに漏れちゃう人もいるけれど。 2人は私の誕生日をすっかり忘れていたことを気まずく思っているみたい。
それで、一瞬凍りついた場を流そうと、エマに、「で、妹さんは何歳になるの?」と聞いてみると、なんと私と同い年! わ~お、すごい偶然! それで再び場が盛り上がった。
それでも優しいラファエラが、「ねえ、これが終わったらグリーンティーで休憩しない? 私、持ってきているの。」と言ってくれて、休憩しに行くことに・・・。

そして、セミナー室に行ってみると・・・

研究室のメンバーみんながケーキを用意して待っていてくれた・・・!
すっかり騙されていたので、本当にびっくりだった・・・。

  みんなからもらったカード
  
2枚もらったのは・・・右はバースデーのお祝い。 左はTOEICで目標のスコアがとれたお祝い^^。 (TOEICが日本の就職活動の参考になると言ったら、みんな真剣に応援してくれたけれど、研究室で1番英語が苦手な私なので、「フミが英語のテストで良い点をとった」というのが一種のギャグ?にもなっている。)

みんなでケーキを食べながら、「それにしてもエマとラファエラの演技はうまかった。 実はね、私達、ついさっき誕生日の話題になってたの」と、話したら、
「あれ、わざとよ^^」と、ラファエラ。
「そうだったの?!!! 全然気がつかなかった。 すごい! それでね、実は今日、エマの妹さんも誕生日で私と同い年なんだよー」とみんなに言ったら、
「だ・か・ら、それも嘘。 全部演技!」と、エマ。
完敗。 すっかり騙されました~。
「イタリア男は演技が上手いから!」と、エリーザがころころと笑っていた。
みんな、ありがとう。


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070128 冬の灯り [生活]

冬になると何故だか町の光が綺麗に見える。 空気が澄んでいるからか、緑の散った街に橙色の光が映えるからなのか。 
  
  6月に通っていたBoston Public Library
  
  Cow Paradeと、パンと花屋の出店で賑わっていたTrinity Churchも今は静かなたたずまい  
  
  Old South Churchの塔の光や1つ1つの煉瓦の色にも改めて気づかされる
  
今江祥智の本に「冬の光」というのがあったけれど、きりりと冷えた空気の中、吐く息の白さとか、その向こうに滲む街の灯りとか、光の加減を印象的に感じるのはやっぱり冬ですね。
  
  そして最寄駅に戻ってきて、ほっとするといつも迎えてくれるのがスープ屋さんのディスプレイ!
  
ここはいろんな種類のスープに好きな種類のパンをつけることができます。 持ち帰りの器もかわいいので、お弁当の入れ物に使えます。


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070127 冬はやっぱり! [生活]

  暖冬に油断していたけれど、最近めっきり冬らしくなってきました。
  いつもの道も、
  
  アパートの前の池も、
  
  半分凍って、鳥たちがその上に乗っかっている。

  そんなわけで・・・
  
  鍋です!

今シーズン 初鍋! in my Room。 日本人6人で集まって、いただきました。 もちろん、ビールの他に焼酎と梅酒も。 鍋を囲んで飲み会・・・どこにいても、欠かせない冬の風物詩ですね。 ホストとしても簡単だから助かるぅ。


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070121 にわかファン、スポーツバーへ繰り出す [生活]

先々週の日曜日は、ついにNFLのプレイオフ開幕。 
地元、Patriots vs. Sandiego, Chargersの試合を夕方からテレビの前に張り付いて観戦した。 Patriotsはずっーと負けていたけれど、第4クォーター、残り5分切ったところから大逆転劇を展開、最後の数秒まで勝敗が分からない、いい試合だった。 そんな大接戦を、にわかPatriotsファンの私達は家で喜びの舞をしながら、とっても盛り上がって応援した。
こうなると、来週のSuper BowlをかけたIndianapolis, Colts戦は、家で観ていられない!
スポーツ・バーへ、レッツ・ゴー!
  
  本当に行ってきました!Championship Sports Bar & Grill
  
にわかファンにはドキドキものだったけれど、店内には大画面2つの他に、テレビ画面もいっぱい。 そして熱気もただものではない。 
  私達の後ろでは席が無い人も立ち飲みで応援。 
  
弟が日本で英語の教師をしているというアメリカ人、スティーブンが相席を求めてきたので、一緒に応援することにした。 スティーブンは身元とかちょっと怪しい感じ?だったけれど、チーム事情とか教えてくれて面白かったし、彼のおかげで only アジア人の私達も場に無事溶け込むことができた!

ところでこの日、私は1杯しかビールを飲んでいないのに、なぜか体調がとっても怪しくなってきた。
1st Quater:陽気に飲み、陽気にしゃべる。 Patriotsも先制。
2nd Quater:だんだん無口に。 このまま勝ちそうだから、時計よ早く進んでくれ。
3rd Quater:相当体調不良。スティーブンが何を言っても聞き取る気力が無くなる。トイレに行っている間に試合は同点に。
4th Quater:私の体調はちょっと持ち直すけれど、Patriotsは大不調。

こんな感じで、初めは絶対に勝つと疑わなかったのに、残り1分で逆転負けでした。 ColtsのQB, Manningが我らがBradyより一枚上手だった。 CB, Hobbs のナイス・ディフェンスが光っていたのに残念!
勝って、盛り上がりたかった!!!


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070120 素敵な隣人 [研究室]

人には誰でも腹の立つことがある。 
金曜日の朝にそんな事があって、むっとしながら実験をしていた。 

私の隣の実験台を使っているエマは、実に色んなことに気がつく人で、何も言わないけれど、いつもとちょっと違う私の様子が分かるのか、気を使ってあれこれと話しかけてくれる。 
エマは、とても頭が良く(MetroやBoston Globeではなく、毎日、Wall Street Journalを片手に通勤してくる)、長ーい足で、いつも素敵な格好をしている。 そう服装にも気をつけている。 1度、真新しいシャツの糊付けが強すぎて、襟が首に擦れると痛いらしく、シャツの襟を根元から折り曲げて着なければいけなかった時には、
「ねえねえ、見て、ほら、首が赤くなってるでしょう。 これ新しいシャツなんだけど、糊が強くてさぁ。 それで今日だけこんな風に着ているんだけど、これがなんと言うのかな、ニュースタイルってことで」と、わざわざそんな格好をしなければならない自分を弁解していた。 
1度、エマに、
「エマって映画俳優の誰かに似ているよね、えっと誰だっけ・・・ほら、フランス人の・・・」と言ったら、目を輝かせて、「本当?!」と喜んでいたけれど、
「あ、そうそう、ジャン・レノ!」
・・・それはかなり!エマ的に気に入らなかったみたいで、「オーケー、これから映画俳優に似ていると口にしても、お願いだからそこまでで止めて置いてくれ」と、落ち込ませてしまった。

ところでエマは、ウィットに富んだとてもエレガントな話題展開をするけれど、残念ながら、早口な上にイタリア訛りが強い。 
・・・・・・実は私は、半分ぐらいは何を言っているのか、聞き取れない・・・。

そんなわけで、金曜日も、エマには曖昧に相槌を打って切り上げ、こんな時に相談できるのは、ルーシー。 仕事が一段落ついたときに、彼女とコーヒーを飲みに行った。 ルーシーはカナダからやって来た中国人のポスドク。 ゆっくりとしゃべってくれるし、考え深くて、前向きで、仕事のバックグランドも近いので色々と相談できる。 コーヒーを片手におしゃべりしていたら、いつの間にか話が反れて研究室での英語生活の苦労とか、そんな話題になった。 
「そういえば、エマって早口でイタリアのアクセントが強いから、実は、私、彼が何を言っているのか分からないことが結構多いのよ。」 と、ルーシー。
やっぱり! 英語圏生活7年目のルーシーもそうなら、私がエマの話を聞き取れなくても当然! と急に何だか妙に明るい気持ちになった。 

実験室に戻ってみると、金曜夕方恒例のハッピーアワーに突入していた。 初回に比べて随分改善されて、今では、チーズ、手羽先、それに本当にビールやワインも出る。 
夜、ほろ酔い気分で実験の続きをしていたら、エマが、「何か音楽かけようか? 今日はフミカの好きなの何でも選んでいいよー」 と、彼のPCのミュージックライブラリーを見せてくれた。 ロックからジャズまで何でもある、さすが。 そして、向かいの実験台のエリーザをからかって、私を笑わせてくれようとする。 
いまだ若干のLost in Translationがあるもののエマはとにかく素敵な隣人なのでした。 
  
  そんな実験室からの眺め
  


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070117 氷点下ワールド [生活]

  朝起きてブラインドを開けたら・・・
  
  ま、窓が凍っていた。

今日のBostonは最高気温でも-7.2℃。 ついに冬がやってきた。 近隣のNew Hampshireでは、Ice stormのせいで、電気がダウン。 多くの人々がシェルター生活を余儀なくされて大変なことになっているとか。
帰宅が8時過ぎになった帰りは、吐く息が凍って張り付くのか、ほっぺたと顎がチリチリと痛んだ。

ところで、心も氷点下になるような事件が昨日起きた。 
4時過ぎ、知り合いの日本人研究者がやってきて、「やられました・・・。」
そう、彼のラップトップが、デスクを離れた15分ぐらいの間に盗まれてしまったのだ。
もちろん鉄の鎖をつけていたのに、その鎖とコンピューターのつなぎ目が巧みに外されていたとのこと。
これだけでも、ガガーン!なのに、これを研究所のセキュリティーに報告したところ、
「こんな白昼に盗まれるなんてあり得ないから、新しいのほしさに自作自演しているんじゃないか」と、まず本人が疑われたのだ。 ガガガーン!
信じがたい対応。 これがアメリカの日常?! 
夕方、その人の研究室を訪ねてみたら、日本人が集まってきていた。 私も含めて、そこにいる日本人6人中、3人がアメリカでラップトップを盗まれた経験をもつ…。 (私の時も航空会社の対応はひどかった・・・)
なんとも悔しい出来事だけど、今回盗まれてしまった方は、「盗んでいるところに居合わせたら、もっと恐ろしいことになっていたかもしれないから、それがなかっただけでも良かった」 と結論付けて、その後の処理を着々とこなしている。

こんな風に、頬をバッチーン!と殴られるような出来事が、ここでは時々起きる。 気候も、生活も、厳しい…。 


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070108 お化粧品事情☆ [生活]

冬の休暇から戻ってきたラファエラに、「あれ?顔が日焼けした気がするけど、どっか暖かいところに行ってたの?」と聞いたら、
「うーうん、これはメイクアップよ^^。 私の本当の肌の色はほらっ」と、セーターの袖をまくって、見せてくれた腕は真っ白。
そう、多くの白人女性が本来の白い色よりも、小麦色の肌に見せるべく努力をしているのである。

休暇中に焼いてしまったお肌が気になって、美白効果のあるボディークリームを探しに、お化粧品売り場を彷徨ったけれど、そんなものはほとんどない。
日本では、「美白」化粧品が溢れているのに、海を1つ渡れば、正反対。
「肌を健康的な小麦色にします」という何やらブラウン色したクリームがいっぱい並べられているのである。

探しに探して、「肌を明るく見せます」。
しかーし、これを塗るとどうなるかというと、肌がピカピカ光るのである・・・。
何かが根本的に違うよねぇ。
だけど、この「肌が輝く」系もかなりある。

TVや映画の女優さんを見れば、白さが完全否定されているわけではないみたいだけど、この超乾燥した国で、白い肌を陶器のように保つのは至難の業。 それにバケーションシーズン後に日焼けしている、というのがカッコ良いことの1つらしく、みんなこぞって日焼けしようとする。 (この日焼けにかける情熱は本当にすごい。)
当然、お肌には良くないし、元々の色が白いと、肌荒れはとっても目立ってしまう。 
それで、それならいっそう、小麦色でいこう!という感じ?

面白かったのは、フランスのある有名ブランドの出しているボディークリーム。
「日光は肌のターンオーバーに重要。 だけど普段洋服で隠れているあなたの体の肌は、日光の照射不足。 このクリームは発光物質を含んでいて、肌に日に当たったのと同じ効果をもたらします。」
おお、何が入っているのかわからないけれど、なかなか怖いではないか。

  Newbury St.のOlive oil屋さん。 お料理用ではなくて、お化粧品用です。
  


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070107 餃子と猫 [生活]

  餃子
  
と、
  猫
  

日曜日にESLの友人の家で餃子パーティーをした。 その時の餃子と、会場となったお部屋の友人が知り合いからあずかっていた猫。

材料の仕入れ:Packard’s Corner駅前の超級市場88。 (これで「スーパー88」と読む。)
噂には聞いていたけれど、すごい! 中国をそのまま持ってきてしまったようなスーパーマーケット。 こんなのがBostonにあったとは! フードコート付き。 匂いも中国そのもの。
餃子の皮が、日本のものより厚めで弾力があって美味しかった。 さすが超級市場88。

今回は餃子への感動も然ることながら猫に感激。 飼ったことが無かったので、これまでピンっとこなかったけれど、この猫くんはすごく人懐っこくてかわいかった。 猫飼いたい。 とちょっと思っちゃったり。
餃子を焼き続けてくれた部屋の主の幹事くん(たぶん3人の中で1番料理が上手い)、お世話になりました、サンキュッ♪


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070101 お正月 [旅行]

年が明けて2007年。 欧米諸国は、お正月の行事は特に無く、1月2日、3日から仕事初めなんて事もざらだけど、さすがに1月1日だけは、ほとんどのお店がお休みでした。
そんなわけで、ビーチで、泳ぐか、雑誌を読むか、・・・午前も午後もそのように過ごした。

  年が明けると、豪華客船が次々とGeorge Townに停泊。 
  
  キャプテン、アトリーも繁盛していることでしょう。
  
  1日中かければ、こんな大きな穴も掘れる!
  
  潜らなくてもビーチからトランペットフィッシュが見えた!
  

  さよなら、カリブ海・・・
  


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061231 まさか!のCayman料理  [旅行]

今回のダイビングの船のキャプテン、アトリーはケイマニアン。 パイレーツのサーベルを模った金色のピアスをしている。 昔は輸送船の船長で、フランス、スペイン、カナダ、日本と世界あちこちを航行していたそう。 今はCaymanで、ダイビングやシュノーケリング、フィッシングのために船を出して生計を立てている。 特にフィッシングに関しては、Caymanの海を知り尽くしているので、数々の大御所からお声がかかるとのこと。 
そんな彼が教えてくれたケイマン料理とは…

なんと、海亀料理! 

でした・・・。

そもそもケイマン島は、今から500年ほど前にコロンブスが発見した時、島が海亀で覆われていたほど沢山の海亀がいたそうで、今でも国旗には海亀の絵がついている。 
アトリーにいわく、「海亀料理は2種類あって、タートル・シチューと、タートル・ステーキ。 シチューは、とにかく甲羅以外の全てを煮込んであって、これはかなり栄養価が高くて、元気になるよ。」

海亀がかわいそうな気がしたけれど、アトリーの60歳を越えているとは思えないほどシャンとした背中、すらりと長ーい足、しなやかな筋肉を見たら、かなーり、食べてみたい気持ちにさせられる。
それで早速行って来ました。

ショップの人に教えてもらったレストランに行くと、「今日は亀は出していない」と言われて、がっかりして引き返すタクシーの中で、「それじゃあ」と、運転手さんが勧めてくれたのが、George TownのChampion House。
着いてみると、ちょっとドキドキしてしまうぐらいかなりディープな地元レストランでした。
  Champion Houseのタートル・シチュー
  
手前の黒っぽいのが本体。 後ろの小さな器に入っているのは、やっぱりCayman名物、コンク貝のマリネ。
味は・・・味付けが結構濃くて少し辛い感じ。 大部分は豚足のような歯ごたえ。 マグロステーキみたいな歯ごたえのものもあった。 とにかく海亀の色んなものが全部入っている感じがした・・・。
いいのか悪いのかよく分からなかったけれど、貴重な?体験でした。 

このようにして2006年は幕を閉じたのです・・・。


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